還暦ひとり旅 シベリア鉄道+ヨーロッパ日記

還暦記念?に北京からモスクワ、ヘルシンキ、ドイツ、イタリア、と鉄道の旅に行ってきました

上海・豫園

湖心亭で中国情緒をゆったり楽しみながらお茶とちまきをお昼ご飯がわりにして、豫園にはいってみることにしました。入場券は40元(うろ覚え)。
 
豫園は1559年(明代)に四川布政使(四川省長にあたる)役人だった潘允端が父親のために18年かけて造営した庭園で、一時荒廃したのを上海の有力者たちが再建し、数百年の間 上海の政治・経済・文化の中心だった場所だそうです。
今は2万㎡ですが、当時は倍の面積だったそうです。すごいですね。
「豫」は「愉」、つまり「豫園」は楽しい庭という意味とのことです。
 
中に入ると、昔の中国に思いを馳せたくなるような建物や奇岩などがそこここにあります。
黒い瓦屋根でも日本とは趣がずいぶん違います。湖心亭の屋根にも動物がいましたが、この屋根には象がいます。
 

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中国らしい建物です。
 

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岩と建物の組み合わせが絶妙。
 

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チケットのデザインになっている龍の塀です。
 

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龍のデザインを使うのは皇帝にしか許されていなかったので、爪の数を少なくしてあるということです。
 
狛犬も日本のとは違っています。片方がこどもの狛犬をかわいがっています。お母さんでしょうか。両方が口を開いています。豫園の出口にはもっと日本の狛犬に似ているのがありましたが、やはり片方はまりを持っていて、もう一方が子どもをかわいがっていました。
 

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上海見物は半日しか時間がないので、どこかワンポイントと思ったのですが、豫園に来て正解でした。
 
豫園近くの繁華街です。こんなところにも頭の上に衣類が吊るしてありますが、古着屋さんとかでなく、洗濯物のようでした。
 

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おまけ
 
 
  

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中に男性用公衆トイレがあるという意味だと思いますが、男小便池って日本語の感覚からするとなんだかこわい…