還暦ひとり旅 シベリア鉄道+ヨーロッパ日記

還暦記念?に北京からモスクワ、ヘルシンキ、ドイツ、イタリア、と鉄道の旅に行ってきました

フィレンツェへ

朝食の食堂の窓から見える風景です。すぐ下に細い運河があります。

ヴェネツィアらしさを満喫するにはよいホテルです。

 

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水の都ヴェネツィアともお別れです。

また来る事があると思っていなかったし、カフェ・フローリアンもほとんどあきらめていたのに、来る事ができました。人生、わからないものです。

 

 

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ヴァポレットで駅前まで行き、鉄道でフィレンツェへ。

 

駅から遠くないホテルなのですが、駅に到着してみると思い描いていたのと違って、

方向がわからなくて困る事がままあって、フィレンツェもしかたなくタクシーでホテルに行きました。

さっそく散歩に行きましたが、なんと、前から行きたいと思っていた「サンタ・マリア・ノヴェッラ」がすぐ並びにあるではありませんか!

800年の歴史を持つハーブを使った製品のお店です。

修道士カドフェル」という、中世の修道院を舞台に薬草を栽培している修道士が事件を解き明かすミステリーのシリーズがありましたが、そんな薬草園がルーツなのでしょうか。

 

サンタ・マリア・ノヴェッラ

 

入り口は地味です。隣に入っているお店もあまりぱっとしません。

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日本人、中国人、韓国人が次々入って行きます。

中に入るとさすが風格があります。

 

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オードトワレを試してみたり、お土産によさそうなものを探してみたり…

「京都の町」というトワレ、桜みたいな香りがしてちょっと心ひかれ、よほど買おうかと思いましたが、ホテルのすぐ近くでもあることだし、もしやっぱり欲しいと思ったらあとでまた来ればいいのだからと、見送りました。

 

数日前から咳が出るようになっていたので、聞いてみると、ハーバリストに相談してください、と言われました。

別の部屋には生薬のコーナーがあって、そこにハーバリストがいて、「咳だけならこちらですが、鼻の症状もあるなら、蜜蝋とハーブのこちらです」と出してくれたのを買いました。

錠剤になっていて、1日3回舌の下でとかして服用するようにとのことでした。

あとでさっそく試してみると、プロポリスの味がしました。

気のせいか、だいぶ咳がおさまったような気がしたのですが…

 

お店を出て少し先にサンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂がありました。

 

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ウフィツィ美術館方面へ下見?に行ってみました。

 

いろいろな所で使われて日本でも有名になった歌劇「ジャンニ・スキッキ」のアリア「おとうさまにお願い」で、「今日恋人と指輪を買いに行きます。許してくれないならアルノー川に飛び込んでしまいます」と歌っているのはここですね。

 

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このポンテヴェッキオ、遠くから見ると、建て替え間近の公営住宅みたいにしか見えなくて、まさかと思ったのですが、橋の上、両側に宝石屋さんが並んでいるのです。

 

ウフィツィ美術館もほど遠くない所にあります。