サンクトペテルブルク観光
ホテルドストエフスキーの朝食もブッフェで、食堂もこぢんまりしていますが、ホテルイズマイロフほどではないにしても、けっこう充実していました。なんといってもホテルイズマイロフは規模が大きくお客の人数も桁違いですから。
ソーセージやハムの類もありましたが、私は飽きてしまったので取りませんでした。
朝食を終えてエルミタージュ美術館目指して出かけました。
ネフスキー通りを歩いて行くとフォンタンカ運河あります。
欄干のこの彫刻は猛々しい自然を征服する人間を表しているのだそうです。
カザン聖堂です。両側に延びている廊下に幻惑されて教会とは思いませんでした。
パッサージュ百貨店に行ってみたいと思っていたのですが、通り過ぎてしまったみたい。モスクワのグムみたいな感じなのでしょうか。
やっとエルミタージュに着きました。
観光用の馬車が客待ちをしているあたりには、一緒に写真を撮ってお金を取る、コスプレ?の人たちがいます。
下のの写真はエルミタージュ美術館の窓から広場を撮ったものです。
入場券売り場は長蛇の列。だいぶ待ってやっと買っておつりをもらうのを忘れそうになって後ろに並んでいた人に笑われてしまいました。
美術館の入り口に近づいたらまた列が…
こちらは無料で入れる人たち、学生などの列でした。
クロークでコートを預け、入りました。美しい!
けっこう歩いたり立っていたりしたので、まず休憩がてら、エネルギー補給です。ガラスケースの中にあるのを見て期待したのと違ってメレンゲでした。メレンゲとしては巨大です。それとコーヒー。ピンぼけです…(汗)
食べているうちにどんどん混んできたので、さっさとカフェに来て正解でした。
国や時代別に展示してありますが、古代から20世紀まで広範囲で、展示されているものや絵画と建物と両方見なくてはならないので、1日で見ようなんて、もりだくさん過ぎです。
旅行社の担当のかたがちょうど少し前にロシアに仕事でいらして日本語のフロアガイドが少ししかなかったので確保しておきましたと言って日程表などと一緒に送ってくれたものを持って行きましたが、それを見てもどこにいるのかわからなくなってしまうくらい大きいしちょっとばかり複雑です。
ヒエロニムス・ボッシュみたいな強烈な絵が1点ありました。どちらがどちらに影響を与えているのか知りませんが、ボッシュもひとりだけ特異というわけではなかったのでしょうか。よくおもしろい写メールを送ってくれる友人に送りたかったのですが、細かくて判別がつくように撮れそうもないし、よりによってそんな絵を一生懸命撮影しようとしているところを人に見られるのも恥ずかしい気がして撮り損ないました。
やっぱり撮っておけばよかった… それに画家の名前も忘れてしまいました。
極東と中央アジアというコーナーもありました。
きっとどこか見逃しているだろうという気はするのですが、ひととおり回ったので、エルミタージュを出ました。
行きと通りの反対側を歩きました。
カザン教会の向かい当たりにドーム・クニーギ(クニーギは本の複数形)という書店があります。元はシンガー商会のビルだったそうで、2階の奥にカフェ・シンガーというカフェがあります。入ろうと思ったら、満席で残念。1階でサンクトペテルブルクの絵はがきを買いました。
ドーム・クニーギの横の通りを行くと、血の上救世主教会があります。
アレクサンドル2世が暗殺された場所に建てられたのでそのような名前なのだそうです。ちょうどミサが終わって人が出て来たところで、閉まってしまったので、中は見ませんでした。もっともロシア正教の教会は私にはどこを見ても同じに見えてしまうのですが…
疲れている時に見るにはなんだかこってりしすぎです…
さて、晩ご飯は…
サンクトペテルブルクについての本を読んだりガイドブックを見た時に、行ってみたいレストランはあったのですが、荷物になるのでしかたなく家に置いてきてしまいました。なんとなくでも覚えているだろうと思ったのですが、最近記憶力も衰えていますし、ひとりだとつい億劫になってしまい、結局ファーストフードのお店に。ロシアの水餃子ピロメニとサラダ、リンゴのクレープ?と紅茶です。
エルミタージュ宮殿の世界との落差が…